カテゴリー
社会 国際 その他

8-18メディア(旧CEミシガン支局)の記者が来日

8-18メディア(旧CEミシガン支局)の記者が来日 2005/02/15 

米国ミシガン州の半島上部(アッパーペニンスラ)にあるマーケット市は、 滋賀県東近江市と姉妹都市です。実は、東近江市に合併する前の八日市と マーケット市が25年前から姉妹都市として、隔年に友好親善使節団が訪問 しています。 2005年春、マーケット市からの友好親善使節団のメンバーとして、「 8-18メディア 」 (旧CEミシガン支局)の記者、プライス・ハドレイ(15歳)とジェラルド・ピーターソン(17歳) が東近江市を訪問しました。 プライス・ハドレイ記者は、2003年春に東京でCEが主催した日英米記者交流プログラムに 参加しており、初めて訪問した日本に強く惹かれたことから、今回強く希望して再び日本を 訪れました。大都会とは対照的な東近江市で経験したことを記事に書いています。 その記事を日本のCE記者、 三崎令日奈(18歳)と高橋里也子(18歳) が翻訳しました。

姉妹都市の芸術家が子どもたちのタイルプロジェクトを通して文化の架け橋を作る
Sister City artist bridges cultures through children’s tile project
ジェラルド・ピーターソン( 17 歳)  プライス・ハドレイ( 15 歳)

東近江市民は市町村合併による違いにほとんど気づいていない
Higashiomi citizens notice few differences with city merger
ジェラルド・ピーターソン( 17 歳)  プライス・ハドレイ( 15 歳)

敬意と責任をもつ日本の学生
Japanese schools embody respect, responsibility
ジェラルド・ピーターソン( 17 歳)  プライス・ハドレイ( 15 歳)

若者が昔からの伝統を守る
Young people keep ancient tradition aloft
プライス・ハドレイ( 15 歳)

カテゴリー
社会 その他

六本木ヒルズ「六本木アカデミーヒルズ」見学


曽木 颯太朗(12歳)

六本木アカデミーヒルズは、小説の『80日間世界一周』に出てくる紳士クラブにそっくりだった(もちろん40階からからのながめなどはかかれていないが。)。図書室や仮眠室などどれもこれもそっくりだった。僕はとても素敵だと思った。
 後で調べてみるとアカデミーヒルズの会員には年に安くて7万円,高くて70万円払えばなれるらしい。また,図書室には専門的な本は置いておらず,本は貸し出すのではなく売っているのだという。そうだとすると,僕は素敵だとは思うが,もし今会員になることが出来ても会員になろうとは思わない。なぜなら,年に70万円も払うなら,専門的な本も読め,貸し出しも出来る図書館の近くに家を建てた方がずっと良いと思うからである。それでもアカデミーヒルズの会員になりたいという人は,たぶんあのモダンな書斎みたいな感じが気に入ったのだろう。
大人の人,特に男の人は書斎を持つのにあこがれている人が多い。その中でただ書斎の雰囲気を味わいたいという人たちがアカデミーヒルズの会員になりたいのだろうか。それはもう価値観のちがいなのだろう。でも少し物足りない気もする。
 アカデミーヒルズにはあまり人と話すような空間がない。僕がもしあそこの設計を任されたとしたら,ヨーロッパのサロンのような,人と話せるような空間を広く作りたい。そしてここでいろいろな人と友達になりたい。でも,やはり大人には今のままがいいのだろうか。 

カテゴリー
政治 その他

北井宏昭神奈川県議会議員との意見交換

● 北井宏昭神奈川県議会議員との意見交換を終えて  

 島田大河(14歳)
 なかなか議論がかみ合わず大変だったけれどもいい経験になりました。 今回の意見交換を通して感じたことは、「世界にはいろいろな人がいる」ということでした。 僕は「条例がなくても自分で考えていける」と思っていましたが、世の中には取捨選択ができない人もいて、その人たちのことも考えなくてはならないと思いました。但し、条例で取捨選択ができない人を縛るのではなく、できない人をできるように教育していくことが大切だという考えは今も変わっていません。 

  川口洋平(15歳)
 実際に議員さんと話をしてみて、やはり私達の視点とは大きく違っていることが分かりました。『青少年保護育成条例』改正という私達にかかわりのとても深いものですが、実際に条例を改正する議員さん方と、それによって制限を受けることになる(北井議員は大人への制限だとおっしゃっていましたが)私達の考えとは大幅に違いがあったと思います。 この条例を改正するにあたって、青少年と議員さんが、話し合う機会を多く設け、両者の意見を尊重しあい、改正することが必要だと思います。  

   三崎友衣奈(13歳)
 私は、最初はいじめをする子や、取捨選択ができない子の教育を強化すればいいだけだと思っていました。しかし、世の中はそれほど単純なものでないことがよく分かりました。その子供たちの教育をするとともに、見本になっていない大人たちへの条例を作るというのはいい考えだと思います。 しかし、条例を少し見てみると、どれも普通に生きていればやらないような基本的なことばかりでした。そんな条例をいくつ作っても無意味だと思います。私は、その道からはずれてしまった人々を条例でなおすのでなく自分でどれほど危険なことを犯してしまったかを理解することが大切だと思います。「条例だからやめよう」でなく、「危険だからやめよう」という思考が必要だと思います。 最近は人々の自覚がなさすぎると思います。誰かに頼りすぎているところがあり、いざというときに自分の力では何もできなくなってしまいます。そんな大人を見ている子供たちが取捨選択できないのは当たり前だと思います。 

   藤原沙来(15歳)
 神奈川県に「青少年保護育成条例」というのがあったのも知らなかったので、今回の意見交換は非常に興味深く、勉強になりました。 大人のための条例とおっしゃっていましたが、条例を大人の観点から作って、判断するのでは子どもに何も変化をもたらさないと思います。「注意はしないがやめた方がいいなと思います」という北井議員の発言ですが、まず、条例よりも身近なところから注意して、だめだったら条例を考えるなど、もう少し子どもの視点からも考えて欲しいなと感じました。

Translate »
コンテンツへスキップ