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いままでの活動

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いままでの活動

米国で25年間3つの支局を運営してきたCEワールドワイドは、2001年1月にアジアで初めての拠点として東京支局を開設しました。34名の子どもジャーナリストが活発に活動していましたが、残念なことに6月末にCEワールドワイドが財政危機のために活動を停止し、スタッフを全員解雇したことから、東京支局も8月末で活動が終わりました。

子どもたちの活動は順調にのび、予想外の成果をあげていたことから、子どもたち、保護者、ボランティア、そして理事たちの有志は、このままCEがなくなってしまうのはもったいないと、みんなで協力して、またCEの活動を始めることになりました。



※最新のニュースは、トップページのCEニュースをご覧下さい。

国歌斉唱しなくちゃいけないの??
最近、入学式や卒業式の国歌斉唱時に起立せず、処分される教師が増えている。不起立の理由には国歌「君が代」を歌うことを強制されていると感じたからというものがある。そもそも、国歌を歌うことは強制されているのだろうか。
CE記者が、東京都教育庁などの行政や、この問題を研究している大学教授を取材した。

日本ユニセフ協会創立50周年記念行事「子どもの祭典」を取材
 去る5月1日(日)東京・両国の国技館で(財)日本ユニセフ協会 創立50周年記念行事「子どもの祭典」が、皇太子・同妃両殿下の ご臨席のもと開催された。記念式典では皇太子殿下がお言葉を述べられ、 澄田智日本ユニセフ協会会長、アン・ベネマン新ユニセフ事務局長らの 挨拶があった。続いてシンポジウム「危機に晒される子どもたち」では、 キャロル・ベラミー前事務局長らの基調講演の後、平野次郎学習院女子 大学教授、東郷良尚日本ユニセフ協会専務理事、高校生らがパネリスト として、アグネス・チャン日本ユニセフ協会大使の司会で討論が行われた。 プログラム終了後にCE記者6名がユニセフ関係者にインタビューをした。

「脱ゆとり教育」についてインタビュー
4月27日、CE記者5人が「ゆとり教育」について文部科学副大臣塩谷立氏にインタビューをした。 このインタビューでは、ゆとり教育の総合学習や学習指導要領などについて、 文部科学省としての方針や、ゆとり教育の狙いなどを話していただいた。 また、文科省は、ゆとり教育の方針が現場にうまく伝わらなかったなど、ゆとり教育をしたうえでの問題点があったことも明らかにした。

CE記者が「グローバル・ユース・フォーラム」を取材
2月27日、CE記者5人が、知的障害者のスポーツの祭典「2005年スペシャルオリンピックス冬季世界大会・長野」の関連行事の一つである、 「グローバル・ユース・フォーラム」を取材した。
フォーラムでは、長野県内小中高校14校の児童生徒と、アメリカ、オーストリア、中国など14の国と 地域のSO活動に参加する知的発達障害者ら計84人が参加。知的発達障害者とサポーターが3人1組のチームとなり、「Changing Attitudes - Changing The World」というテーマで、知的発達障害者への理解をどう深めるかなど活発に意見交換が行われた。
当日会場には、スペシャルオリンピックスの創始者のユーニス・ケネディ・ シュライバー国際本部(SOI)名誉会長、ティモシー・ケネディ・シュライバー SOI会長、SOを支援してきたビル・クリントン前アメリカ大統領、細川佳代子 SO日本理事長(細川元総理夫人)、田中康夫長野県知事なども参加し、 各国のアスリートやサポーターたちにエールを送った。
     

意見交換会「青少年保護育成条例について」
去る2月20日(日)の午後、神奈川県議会議員の北井宏昭氏がCE事務所を 訪問し、神奈川県の「青少年保護育成条例」改正について、CE記者たちと 意見交換を行った。神奈川県在住を含む13才〜18才までの8名の記者た ちが、北井議員と「青少年育成保護条例」について話し合った。残念ながら 「汚れた世の中を浄化するために、そして青少年を犯罪から守るために条例 改正は必要だ」という北井議員と、「取捨選択できない子どものために条例を 改正するというけれど、条例で犯罪を防ぐことはできないし、子どもたちが選択 能力を育成することができなくなるのでは」という記者たちの意見と、最後まで かみ合わなかった。
参加した記者たちの一部の感想は「私の感想」に掲載。

座談会「ゆとり教育の期待と現実」
「ゆとり教育」と「生きる力」をキーワードとして2002年4月から導入された「新学習指導要領」。実施当初から「学力」の低下をもたらすのではないかなど、 さまざまな問題点が指摘され続けてきたが、実施後3年を待たずに、「全面見直し」という状況(2005年2月15日文部科学相発言)を迎えている。 教科内容の3割削減と完全週5日制の実施、そして教科教育にとらわれない「総合的な学習の時間」が売りの新方針だった。だが、内容の削減以上の授業時間の削減や、人的・予算的措置の行き届かない「改革」に、現場は疲弊し、混乱を極めただけだったように見える。2004年12月発表のOECDの調査等でも、日本の学力低下は明らかな数字となって表れた。  こうした改革による激動のまっただ中にいる子どもたちは、この改革をどう見て、どう受けとめていたのだろうか。文部科学省が「見直し」を打ち出す前の、2004年7月に、3人のCE記者(中学生、高校生)が話し合っている。      

座談会「芥川賞について」
第130回の芥川賞は19歳の作家の史上最年少受賞ということで話題となった。この受賞を、同世代の同性はどう見ているのだろうか? CEの女子高校生記者が率直な感想を話し合った。
そこに見えてきたのは、「共感」というより「違和感」の方が強かったかもしれない。「若者文化」と言う言葉で括ってしまう世の大人たちへも辛口の感想が語られた。

●第16回CEレクチャー「飛べ空き缶衛星」
去る10月17日(日)「飛べ空き缶衛星」の著者、川島レイさんにこの本の内容と書かれた動機について詳しく伺いました。また、川島さんが中国文学専攻からなぜ国際宇宙学を専攻されるようになったかについてもお話を伺いました。

●2004年度秋季トレーニング終わる
去る10月17日(日)青山子どもの城でCE記者秋季トレーニングを行いました。今回は、RT(座談会)のトレーニングを行いました。

●第15回CEレクチャー「ガーナ共和国」
アフリカのガーナ共和国大使として赴任しておられるCEの浅井和子理事が、大使会議で一時帰国されている4月17日(土)に、管轄国であるガーナ、リベリア、シエラレオネの3カ国についてお話をしてくださいました。 19世紀に米国から解放された奴隷の居住地としてうまれたリベリア、18世紀に英国から解放された奴隷の居住地としてうまれたシエラレオネは、長年内戦が続いたために、社会的インフラが整備されていないこと。ガーナは政治が安定しているが、カカオや金などの一次産品に依存しているので、貧しいこと。また、この3カ国はキリスト教徒、イスラム教徒、伝統的宗教徒が共存していることなど、CE記者が初めて知る情報ばかりでした。日本のODAや少年兵のことなど記者からの質問にも、わかりやすく答えてくださいました。

●日英米子ども記者交流プログラム

去る4月1日〜7日の一週間、英国(ロンドン、ベルファースト)から6名、米国(ミシガン、ボルチモア)から6名の子ども記者が来日し、日本の記者と交流を行いました。英米の記者たちは日本の記者の家庭にホームステイをして、日本文化に触れ、様々な経験をしました。3カ国合同座談会は、「テロの脅威について」「大学へ行く理由」「日本の文化」などのテーマで、小学生から高校生までが参加しました。通訳は帰国子女の記者3名がつとめました。また、英国記者は、平野次郎NHK解説委員に「テロに対する日本人の見方」 、日本の若者や大人に「ジェンダーについて」を取材しました。またビデオカメラで「日本の若者の文化」を取材するために、若者の街渋谷に出かけて撮影、カラオケの経験もしました。米国記者は、米国でも人気の高い「セーラームーン」の作者、武内直子氏を取材しました。最後の日は都内観光で日英米の記者たちが浅草を訪れ、隅田川下りをして別れを惜しみました。3か国5都市の記者が集まって、一緒に活動するという貴重な経験をしました。このプログラムは昨夏の日英交流プログラムと昨秋の日英米TV会議の総括プログラムとなりました。

●第14回CEレクチャー「算数・数学は考え方を身に付ければ簡単になる!」

去る3月14日(日)、九州一円で個別指導塾を展開しておられる夜部茂樹氏に、算数・数学の考え方についてお話をしていただきました。高校で習う「微分」、中学で習う「関数」は、実は小学校で習った「割合」のほんの一部だったという、とても興味深いお話をしてくださいました。数学・算数の苦手な記者たちは、何かヒントを得たようです。

●第13回CEレクチャー「鳥インフルエンザ・ウィルス」
去る2月21日(土) 、阿部かるぱなさんに、今話題の鳥インフルエンザ・ウィルスについてお話していただきました。「鳥インフルエンザ・ウィルス」その社会的、政治的、科学的側面から見た影響について、「鳥インフルエンザ」がどうして恐ろしいのか、SARSや狂牛病と違って何が危険なのか、アジア諸国政府やマスコミの対応は、など、外科医として、また国際的な政治・経済にたずさわってこられた阿部さんが、分かりやすくお話をしてくださいました。

●世界一大きな本「ブータン」の取材
去る12月24日(水)に、東京銀座の宝石店でCE記者5名が世界一大きな写真集「ブータン」の製作者である、マサチュ―セッツ工科大学のマイケル・ホーレーさん(42)と、写真集に登場したブータンの女の子チョキさん(14)と、男の子ギュルセイくん(14)を取材しました。本の大きさは縦約2メートル、横約1.5メートルで、重さは約60キロ、全112ページもある、世界一大きなものでした。

●小児救急医療グループが街頭取材
去る11月30日(日)に小児救急医療の問題をとりあげている記者たちが、渋谷区にある東京都児童館で、こどもの保護者達に救急医療について取材をしました。このグループは救急医療の対応のまずさから男の子が亡くなった事件をきっかけに、取材活動をはじめ、東京世田谷区の平山恵子クリニックや東邦大学医学部第一小児科教室の松裏裕行先生にも取材して記事にまとめました。

●日米英子ども記者テレビ会議
去る11月8日(土)、日英米の4都市を結んで、「学校での規律」というテーマでテレビ会議を行いました。関東各県から参加したCEの小中学生の記者9名に、アメリカのニューヨークから8名、メリーランド州ボルチモアから9名、イギリスのロンドンから8名の記者が討論に参加しました。日本からは高校生2名の記者が通訳を務めたおかげで、みんなが会議の内容を理解することができ、国を越えてそれぞれの学校での規律や罰について話しあうことができました。髪の長さまで規定する日本の学校、規律違反した生徒を小学生でも停学や退学させる英米の学校、とそれぞれの違いをみつけて、とても有意義な会議をおこなうことができました。
日本は深夜にもかかわらず、小学生たちも活発に発言しました。この会議は日米コミュニティーエクスチェンジからの助成金と株式会社NTTビズリンクのご協力によって実施できました。

●秋季トレーニング終わる
去る10月13日(月)、青山こどもの城において新しい記者を迎えて秋季トレーニングがおこなわれました。CEの最終デスクを務めてくださっている顧問の柴田鉄治氏を迎えて、「記事の書き方」の講習がありました。午後はRT(座談会)のトレーニングに続き、11月8日に行われる日米英三カ国子ども記者テレビ会議の参加者のトレーニングも行われました。
第4期記者募集は締め切りましたが、来春のトレーニングに向けて第5期記者募集を行っています。詳細はこちら

●アメリカ ニューヨーク・ミシガンとテレビ会議
去る9月6日(土)、アメリカのニューヨーク・ミシガンと、日本のCEの子ども達が「戦争と報道」というテーマでテレビ会議を行いました。日本からは中学生3名、高校生6名の記者が参加しました。また2名の帰国子女の記者が、英語の通訳を立派に務めました。子ども達にとって、3カ所2カ国で今世間を騒がせている話題について話し合うことは、大変貴重な体験でした。今年11月に、今度は小学生・中学生を主体とした日米英3カ国テレビ会議(東京・ニューヨーク・ロンドン・ボルチモア)を行う予定です。


●CE記者日英交流プログラム
去る7月31日(木)から8月7日(木)の1週間、5人のCE記者が英国CEのロンドン局とベルファースト(北アイルランド)
支局を訪問し、現地記者たちと交流しました。これはグレイトブリテン・ササカワ財団と大和日英基金からの助成金をもとに行われました。言葉の壁を乗り越え、同世代の若者達が共通のテーマで討論しました。ロンドンではBBCテレビ局でイラク戦争を現地から報道した女性プロデューサーに、Independent紙の戦争特派員にイラク戦争の報道について取材をしました。5名の記者たちはロンドン局の記者たちの家庭にホームステイし、普通の旅行では経験できない貴重な体験をしました。ベルファーストでは、支局の年次報告会が市長舎で行われ、ベルファースト市長から記念の盾をいただきました。この報告会を8月31日(日)午後1時から青山こどもの城で行います。

●第4期記者募集開始!
10月13日(月・体育の日)の秋季トレーニングに向けて、第4期(2003年度秋)の記者募集を開始しました。

●第12回CEレクチャー 「こんな街に住んでみたい」
去る6月14日(土)、CEの理事長である木内孝氏が、ご自身のモットーである3K、「倹約・健康・顕著」を元に、世の中でどう生きるか、またどんな所に住みたいか、などのお話をしてくださいました。

●第11回CEレクチャー 「日本語はどういう言葉か」

去る4月26日(土)、筑波大学助教授島田康行氏が、母語、同音異義語、抽象的な音と具体的な音、話し言葉と書き言葉、清音・濁音、などについて日本人が無意識のうちに使っている日本語について、大変興味深いお話をしてくださいました。

●前防衛庁長官中谷元さんにインタビュー

去る4月8日、有事法制、9.11同時多発テロ、日本の平和についてリサーチを進めている記者3名が、前防衛庁長官の中谷元さんにインタビューしました。

●2003年度春季トレーニング終わる
去る3月29日(土)から31日(月)、今春から新たに記者になった4名を加えて春季トレーニングが行われました。1日目は数班に分かれて「春の丸ビル」についてビデオによる街頭取材を行いました。2日目は、前日丸ビルで撮影した映像を町田博祐さんに講評していただきました。午後は、「戦争と平和」というテーマで6人の記者たちが公開座談会を開きました。その後、模擬記者会見を行い、記者たちはその日のうちに記事を仕上げました。3日目は前日の記事の講評を柴田鉄治さん(元朝日新聞社論説委員)にしていただきました。

●第10回CEレクチャー 「戦争特派員」
去る3月2日(日)、平野次郎氏(NHK解説委員)が、イラク戦争が始まりそうなこの時期に、ジャーナリストは戦争をレポートする経験を通して成長していくのだということを、ご自身の経験を通して話してくださいました。また、人間は3万年から3万5千年以前から言葉を話すようになったことや、江戸時代の新聞や戦争特派員の有名な記事や写真などのコピーを配布して、戦争をレポートした記者の仕事を説明してくださいました。詳細は後日掲載します。

●電磁波の影響について取材

2月13日(木)、携帯電話などから生じる電磁波がペースメーカーに与える影響についてリサーチしている3人の記者が、東京済生会中央病院内科医長の宇井進先生を取材しました。

●第9回CEレクチャー 「私の記事はラブレター」

去る2003年2月1日(土)、林樹三郎氏(日本テレビ)がご自身の体験談を交えた頼もしいお話をしてくださいました。詳細は後日「CEレクチャー」に掲載します。

●TVゲームが子どもに与える影響について取材
去る2003年2月1日(土)、TVゲームが子どもに与える影響について活動を進めていた5人の記者が、『ゲーム脳の恐怖』の著者である森昭雄日本大学教授を取材しました。記者たちが事前に話し合った座談会での「自分に影響が出ない限り危機感はもてない」という結論をぶつけ、いろいろな話を聞くことができました。

●記者募集開始

2003年3月29日(土)―31日(月)の春季トレーニングに向けて、関東地方の記者を含め、全国各地方からの記者の追加募集を始めます。応募用紙は「わたしにもできること」からダウンロードしてください。募集締め切りは2月28日(金)です。詳しいことは「わたしにもできること」に掲載しています。障害のある子どもでも、毎週CEまで通うことができれば、参加することはできます。CE記者になったら、インターネットでCEのメーリングリストにアクセスできることが最低条件になります。

●出会い系サイトについて警察庁を取材
記者たちと同じ世代の女子たちが犯罪に巻き込まれている「出会い系サイト」の問題にとりくんでいる記者3名が、去る1月16日に警察庁少年課を訪問、記者たちが事前に117名から集めたアンケートをもとに、このような犯罪をどのように取り締まるのか、今後の法案についてなど、荒木課長にインタビューをしました。

●ニューヨークからもインタビュー
旧CEニューヨーク支局(Chilren's PressLine)から、1月25日に電話インタビューがありました。昨年11月26日にニューヨークタイムズ紙に掲載された日本のビジネスマンの変化に関する記事「サラリーマンよ男になれ」に関するテーマで、景気低迷で日本のサラリーマンが変化してことについてや、記者たちの将来についてなどの質問に、英語の得意な記者が通訳をして、男子2名と女子4名の記者がインタビューに答えました。

●英国CE記者が電話でインタビュー
1月18日(土)は、世界の主要都市でイラク戦争に対する反戦デモが行われました。CEロンドン局の記者4名が、「イラク戦争」に関して東京、ニューヨーク、ベルファースト(北アイルランド)のCEの子どもたちはどのように考えているのかを聞くために、国際電話によるインタビューを行いました。東京は午後8時−9時に行われ、「イラク戦争は起きる可能性があると思うか」「テロについてどう思うか」などの質問に、英語の堪能な記者4名が答えました。電話なので、相手の顔がみえませんでしたが、同じCEの記者なので、気持ちが通じあいました。

●今年も記者を募集
昨年に引き続き、今年も2月に記者を募集します。今回は地方記者を含めて募集し、3月末に現在活動している記者と合同のトレーニングをする予定です。詳しくは後日本サイトの「わたしにもできること」に掲載します。今回の募集は終了しました。次回の記者募集は2003年秋の予定です。興味のある方はいつでもメールをください。

●東京MXTVがCEを取材・放映
2003年1月4日(土)の12時30分〜12時45分に東京MXTV「笑顔のおてつだい」で、CEの活動が15分間放映されます。紹介されるのは、11月と12月に東京MXTVが取材した、CEの土曜日の活動の一部と、CE記者が行った田中長野県知事の取材、「9・11」のビデオ作品です。みなさんぜひご覧下さい。

●Children's PressLineのWebサイトにリンク
米国旧CEのニューヨーク支局がChildren's PressLineと名称を変えて活動を続けています。メンバーは支局長をはじめ、以前と同じです。日本の当Webサイトとリンクすることになりました。このサイトのリンクページからアクセスしてみてください。なお、Chilren's PressLineのサイトは英国CEのサイトにもリンクしています。

●大手カード会社を取材
「カードゲーム」の問題にとりくんでいた男子記者 5名が、去る12月4日に都内の大手カード会社 に取材をしました。記事は「子どもたちの活動」に 掲載されています。


●田中康夫長野県知事を取材



夏休みに長野の「脱ダム問題」を取材した、原衣織記者と秋津文美記者が、去る11月30日に、東京で田中長野県知事を取材しました。記事は「子供たちの活動」に掲載されています。また、取材の様子は東京MXTVの「笑顔のお手伝い」の番組(1月4日放映)の中でも紹介されました。

●CE記者セヴァン・スズキさんを取材
去る12月30日、 国立オリンピック記念青少年総合センターで開催された「Youth Earth Meeting '02」で、CEの吉成慧恵記者が、来日中のセヴァン・スズキさんを取材しました。セヴァンさんはカナダ出身で、9才の時に環境NGOを立ち上げ、12才の時(1992年)にリオで開催された「地球環境サミット」で、子どもの代表としてスピーチをおこない、一躍有名になった女性です。今回は岩手県で環境問題に取り組んでいるCE地方記者が、2日間のセミナーに参加して、セヴァンさんを取材しました。記事「リオの環境少女」は「こどもたちの活動」に掲載。

●第8回CEレクチャー「楽しく気楽に取材を」
去る11月30日、OurPlanet-TV市民とジャーナリストのためのインターネット放送局) の白石草氏が、ご自身のテレビ朝日や東京MXTV時代を通して経験された話しをまじえながら、楽しく取材をする方法について具体的にお話ししてくださいました。

●旧正田邸を守る会代表の住威久雄さんを取材
去る11月9日、、旧正田邸を取り壊しから守る「5丁目の環境と文化を守る会」代表住威久雄さんに3名の記者がインタビューをしました。旧正田邸は、皇后陛下美智子さまがお興入れまで過ごされた家で、取り壊しが決定しました。



●中曽根弘文参議院議員を取材
去る10月4日、政治家の仕事をテーマに取り組んでいる6名の記者が、元文部大臣中曽根弘文氏にインタビューをしました。中曽根氏は裁判官弾劾裁判所の裁判長を務めていることから、取材は裁判長室で行われ、取材後に弾劾裁判所の法廷を案内していただきました。続いて12日には、ご子息の康隆氏に、子どもからみた政治家の父の姿について話をききました。記事「政治家って何?」は「こどもたちの活動」に掲載されています。

●第7回CEレクチャー 「戦争と子どもたち」
去る9月28日、ユニセフ駐日事務所広報担当官の澤良世氏(CE理事)が、ご自身が訪れた世界の紛争地域での子どもたちの状況を、80枚のスライドを交えてお話してくださいました。詳しくは「CEレクチャー」をご覧下さい。

●「脱ダム」問題取材チーム、信濃毎日新聞の取材を受ける
9月17日、長野の「脱ダム」問題を取材した原衣織記者と秋津文美記者が、長野県の新聞社である信濃毎日新聞の取材を受け、9月22日の朝刊に記事が掲載されました。

●ビデオグループ、9・11同時多発テロについて街頭取材
アメリカの同時多発テロ事件から1年経過し、CEのビデオグループは去る9月15日、渋谷の街頭でインタビューを行いました。
作品はリンク先のOurPlanet-TV子ども映像プロジェクトに掲載されました。


●山口県の地方記者からの便り届く
山口県新南陽市在住の地方記者、藤井沙紀(12才)から夏休みの便りが届きました。→いままでの記事をご覧下さい

●「未成年の喫煙」の記者グループがJTを取材
去る8月30日、未成年の喫煙をテーマに取材を進めている6名の記者グループが、JT(日本たばこ産業株式会社)に取材に訪れました。報道担当のの松澤善史氏にインタビューをしました。



●大嶋はなみ記者、高砂部屋を取材
今後の相撲界をテーマに取材を続けている大嶋はなみ記者(16歳)が、去る8月9日にNHKの相撲担当ベテランアナウンサー内藤勝人氏にインタビューしました。その後、25日に高砂部屋を訪問して、入門したばかりの力士やベテラン力士を取材しました。記事は後日掲載予定です。



●原衣織記者、秋津文美記者、長野の「脱ダム」問題を取材
夏休みに長野県長野市の祖父母の家に滞在しているCE記者が長野の「脱ダム」問題に興味をもち、去る8月12日に東京からかけつけたもう一人の記者と2人で、長野市の中学生と座談会を開いて意見を聴いた後、県庁で「脱ダム」賛成派の県議会議員と反対派の議員に取材をしました。 記事はいままでの活動に掲載しています。

●岡見専務理事、英国CEを訪問
去る8月5日(月)に岡見専務理事が英国CEを訪問し、代表のクリフトファー・ワイルド氏と会談しました。今後日英のCEの交流を深めるために両国のCE記者がそれぞれ訪問したり、記事をお互いに翻訳してWebに掲載することなどを取り決めました。


●3日間の夏季トレーニング終わる

去る7月20日(金)−22日(月)の3日間に地方記者と関東地方の記者が合同とレーニングを行いました。北は岩手県から、南は山口県から地方記者が参加して模擬記者会見、ビデオ撮影講習、RT(座談会)「それぞれの地方−生活・学校どこが違う」など、充実したプログラムを行いました。新しい記者の応募エッセイはわたしにもできることに掲載されています。

●第6回CEレクチャー 「地球の歴史と環境」
夏季トレーニング第1日目に、CE顧問の柴田鉄治氏(元朝日新聞論説員)が、地球温暖化をはじめとする地球環境悪化について、お話し下さいました。柴田さんは、アポロの月面着陸の報道や、南極観測隊に同行しての報道など、朝日新聞科学記者として多くの仕事をされてこられました。詳しくは「CEレクチャー」をご覧下さい。

●第5回CEレクチャー 「新聞・テレビを見る前に知っておいてほしいこと」
去る7月6日、日本新聞協会の吉澤正一氏が、新聞などに出てくる情報がどのような道を辿ってくるのかなどについて、お話してくださいました。詳しくはCEレクチャーをご覧下さい。

●地方記者も参加した夏季トレーニング終わる

去る6月に地方記者を募集し、北は岩手県、南は山口県からの応募がありました。地方記者も参加して、7月20日から3日間夏季トレーニングが行われました。トレーニング1日目は、千代田区丸の内の第二鉄鋼ビルの会場で、午後から模擬記者会見に続き柴田さんの「CEレクチャー」があり、その後CE記者、保護者、スタッフ、ボランティア、理事、支援者が約80名参加して「交流会」を開きました。2日目は、町田さんに映像の指導を受け、有栖川宮公園、聖心女子大学へ撮影へ行きました。3日目は、各記者によるCE記事作成の工程の説明をし、地方記者も交えて公開RT(座談会)「それぞれの地方−生活・学校どこが違う?」を行いました。その後、NHKスタジオパークに見学に行き、テレビの裏側を覗きました。

2002年度夏季トレーニング模擬記者会見記事

「岩崎いづみ CE事務局長」               吉成 慧恵(17歳)

時代は既に二一世紀。女性が社会を動かす時代にきている。そこで妻・母・働く女性としての三つの顔を持ち輝いている女性、岩崎いづみさんについて紹介しよう。

茨城県の自然豊かな土地で元気に育った彼女はやがて考古学に魅せられる。それは彼女の人生において重要なテーマとなった。

現在彼女は良き妻、良き母、良き仕事人という三つの顔を持っている。 この3つを両立することは並大抵のことではない。彼女は24時間という決められた時間を30分に区切り、仕事の計画を立てるという工夫をしている。だからこそ彼女の瞳には余裕の色がうかがえるのだ。

今、子供について興味があると彼女は言う。彼女の仕事の何事にも一生懸命で貪欲な精神と行動力が子供たちの人生にどのような影響を与えてくれるのだろうか…。

このように男性よりも多くの顔を持つ女性達。彼女たちの未来派無限に広がり、私たち子供の未来までをも動かすのだ。

●CE地方記者募集開始!
本年4月に関東地方在住の23名の子ども記者(8才―18才)が活動を始めました。CEでは、関東地方だけでなく、全国各地から子ども記者がニュースを発信していくと同時に、関東地方の子どもと積極的に交流をはかって、お互いの文化、問題を理解しあうことを目指しています。夏休みに入った7月20日(土曜日)から3日間行われるトレーニングと交流会に向けて、地方記者を募集します。

CE地方記者になりたい子ども(12才―17才)は、わたしにもできることから「応募用紙」をダウンロードして、記入の上、2002年7月7日(日)必着でCE事務局までにEメールで送ってください。選考結果については7月10日までに連絡します。関東地方の中高生で毎週渋谷まで通える人も今回応募してみてください。

自分の住んでいる地方の歴史や文化に誇りをもち、地方の問題を堀り起してニュースを発信できる人の参加を歓迎します。

●朝日新聞6月16日朝刊に「CE地方記者募集」記事が掲載される
メディアで紹介されたCEをご覧ください

●CE記者が共同記者会見に初参加
日本ユネスコ協会連盟がアフガニスタンから4名の教育省関係者を招聘し、去る6月6日(木曜日)に東京文京区の文京学院大学において特別講演会「アフガニスタンの子供たちに未来を―教育復興の現場から―」を開催しました。それに先立ち同会場において共同記者会見が行われ、CEから4名の記者が参加しました。関連記事は「子どもたちの活動」に掲載しました。CEでは今回初めてビデオ・ニュースも取材しました。編集作品は本Webのリンク先であるOurPlanet-TV子ども映像プロジェクトに掲載されています。是非アクセスしてみてくだい。


●第4回CEレクチャー 「アフガニスタンの子どもたちは今」
5月25日、日本ユネスコ協会連盟の寺尾明人氏が、アフガニスタンから帰国され、アフガニスタンの現状と教育を受けられることを心待ちにしている子ども達のことを、貴重なビデオ映像も交えてお話してくださいました。詳細は「CEレクチャー」をご覧下さい。

●CE記者がフジテレビ「テレビの鉄人になろう!!」に出演
フジテレビの『テレビの鉄人になろう!!―つくるとわかる「TVの気持ち」―』(2002年5月3日(金)16時05分から放映)にCEのこども記者が出演しました。この番組はNHKと民放連との共同企画番組「こどもとテレビ」のひとつで、中学生のメディア・リテラシー向上を目指して制作されたものです。CEの記者は視聴率について取材したり、2つの中学校の生徒が制作した3分のビデオ番組と15秒のコマーシャルの審査員もつとめました。またCEの活動についても紹介されました。同番組は6月15日(土)午前11時からNHK教育テレビでも放映されました。

●第3回CEレクチャー 「記者にとって大切なこと」
3月のトレーニングの第1回CEレクチャー(講師:柴田鉄治氏)、第2回(町田博祐氏)に続き、4月27日にCEスタッフ清水健氏が、日本テレビ記者時代の経験から子どもたちに役立つお話しをしてくださった。詳細は「CEレクチャー」をご覧下さい。

●CE記者の座談会が「週刊金曜日」に掲載される
5月10日発売の「週刊金曜日」に、CEの子ども記者8名の座談会「新学習指導要項について」の記事『私たちのことを知っていますか?』が掲載されます。この座談会では、小学生、中学生、高校生がそれぞれ「新学習指導要項」「ゆとり」「ボランティア」などについて発言しています。

●CE記者のトレーニング終わる
去る3月29日(金)から31日までの3日間、23名の記者がトレーニングを受けました。
1日目は、オリエンテーションに続き、CEの取材方法の説明や、柴田鉄治さん(元朝日新聞社論説委員)の「ジャーナリズムについて」「印象深かった取材」のお話があり、午後は4つのグループに分かれて、実際に取材にでかけました。

2日目の午前中は、柴田さんが、記者がかいた記事の講評をしてくださり、午後は町田博祐さん(日本テレビカメラ記者)によるビデオ撮影の講義に続き、4グループに分かれて「表参道の春」を取材するために外に撮影にでかけました。

3日目の午前中は、町田さんが、前日のグループごとに撮影した「表参道の春」のビデオを講評してくださいました。午後はジャーナリスト・ミーティングを開き、ストーリー・アイディアを出した人が、それについて説明し、参加するジャーナリストを募りました。その後、前日までのトレーニングを吉田一美さんがビデオに撮影してくださり、30分に編集してくださったものを保護者と一緒に観賞しました。それから保護者会を開いて、今後の活動に必要なことを保護者に伝えました。

●CE子ども記者
4月の開局に先駆けて、子ども記者を募集しました。2月11日の朝日新聞朝刊に「子ども記者募集」の記事が掲載され、28日の締め切りまでに首都圏に住む小学生から高校生までの応募がたくさんありました。応募してくれたみなさん、ありがとう。2次選考会が終わり、8才から17才までの23名の記者が4月から活動に参加することになりました。それに先駆けて3月29日、30日、31日にトレーニングをおこないました。

新しい記者の応募エッセイの一部がわたしにもできることに掲載されています。

CE春季記者トレーニング終わる
去る3月29日から31日の3日間、CE記者トレーニングが行われました。23名の子ども記者たちが1日目にオリエンテーション、CEの取材方法、柴田鉄治さん(元朝日新聞社論説委員)の「ジャーナリズムについて」と「印象深かった取材について」のお話に続いて、4つのグループに分かれて実際に取材にでかけました。
グループ1は、「世界の子どもとユニセフの仕事」についてをユニセフ駐日事務所広報官の澤良世氏
グループ2は、「アフガン難民と国連の仕事」について国連難民高等弁務官事務所広報室の大川宝作氏
グループ3は、「人プロフィール」で木内孝CE理事長
グループ4は、「人プロフィール」で清水健CE広報・渉外担当スタッフ
をそれぞれインタビューしました。インタビューの記事は29日の午後10時が締め切りであったにもかかわらず、大半の記者が記事をCE事務所に送ってきました。翌日30日の午前中は、柴田さんが記者一人一人の記事を講評してくださいました。下記に記事の一部を紹介します。

世界の子どもとユニセフの仕事―ユニセフ駐日事務所を訪れて                                           原 怜也(12歳)

ユニセフ(国際連合児童基金)は、子供の権利の保障を主張し、子供が持って生まれた能力を十分に発揮するための機会を拡大することを任務として、国際連合総会によって設立されました。ユニセフは162の貧しい国に対して支援を行っています。職員の80%の人は現地で働いています。

ユニセフの主な仕事は、貧しい国の子ども達のために、毛布・テント・食料などを配布することや井戸を掘ること、ワクチンを打つことです。しかしユニセフの仕事は物の支援だけではありません。難民や少年兵となって傷ついた子供の心のケアをするのも、ユニセフの大事な仕事なのです。その方法としては、学校に行かせることや、絵を描かせることなどがあります。

現地で働いているユニセフ職員のほとんどは、普通の民家で暮らしています。場所によってはテントで暮らしています。職員が病気にかかることもあります。病気が軽い場合は現地で治します。重い場合は職員自身の国か一番近い国に送られます。

ユニセフの資金源は、大きく分けて2つの部分から成ります。1つは政府からの資金、もう1つは一般の人からの募金です。一般の人からの募金は、約35%を占めています。援助額の分け方には、3つの基準があります。1つ目は子供の数、2つ目は5才になるまでに死ぬ人の割合、3つ目は国民1人あたりのGNPです。これらの基準により、支援が必要か必要でないかを判断しています。

ユニセフは、今までやってきたことの他に新しいことを始めようとしています。その中で代表的なものは、女の人への教育、若い人達の政治への参加、エイズをなくすこと、戦争をなくすことなどです。これらを実現するためには、先進国の人達がユニセフに関心を持ち、もっと寄付することが大切です。

難民救援と国連の仕事―国連難民高等弁務官事務所に聞く
                              岡本勇介(12歳)

今日は初めての取材。わくわくした気持ちと少し不安な気持ちでした。僕たちが取材したのは、国連大学の中にある国連難民高等弁務官事務所の大川さんです。アフガニスタンについてのことや、国連高等弁務官事務所の目的など色々なことを教えててもらいました。

まず、難民を援助する目的について聞きました。すると大川さんから、まず難民とは何か、またどの位いるのかについて教えてもらいました。難民とは自分の国で迫害を受け、他の国へ逃げた人のことを言い、また、難民は2,200万人ぐらいで、その内、約半分が18歳未満なのだそうです。援助についても教えてもらいました。援助の仕方は二つあって、1.他の国へ逃げた人を保護する 2.人間が生きることが出来る最低の物を送る、ということです。

また、緒方貞子さんのお話しもされました。緒方さんが高等弁務官を務める前迄は、国内難民を無視して国外に出た難民にしか援助をしていなかったのですが、緒方さんが務め始めてからは国内難民にも援助をするようになり、多くの命が助かっている、ということでした。

そして難民申請をしないと難民になれないという話しもありました。日本は難民をなかなか受け入れず、難民申請をするのは難しいそうです。

僕は、「アフガンに平和はも戻ってくるのですか」と聞きました。答えは「わからないが、今世界の国々でアフガンを平和にしようと努力しているので、もしかしたら平和になるかもしれない」ということでした。

「人プロフィール」清水 健―日本テレビ勤務を経てCEのボランティアとして子ども記者をサポート
                                 中島千尋(16歳)

昭和30年代、日本テレビ社会部に入社。当時の放送業界は、今のように分業化が確立されていなかったため、時に一人でいくつもの役をこなさなければならなかった。

放送原稿を書き、容疑者を張り込み、中継を伝えた。三億円事件、ロッキード事件、あさま山荘事件・・・・いずれ劣らぬ昭和の大事件を様々に扱った。「大変でしたよ。十日間家に帰れなかったり」苦笑しながら話すその横顔は、しかし穏やかでやわらかい。

報道の道に踏み込んだきっかけとなったのは、大学時代に当時のインド首相であるネ―ル氏の講演を聞いたことに始まる。氏は反英派として活動していた為、獄中で時を過ごした時期があった。その獄中の彼が娘のインデラ・ガンディーに送った手紙―ヨーロッパから見た歴史と、アジアから見た歴史は違う―の事を知ったとき、まさに「目からウロコが落ちた。こうポロッと」そのとき初めて「"アジアからものを見る"という見方を知ったんです」。

大学では東洋史を学び、卒業後、日本テレビに入社。24年間ずっと社会部だった。上記したような、大変ハードな仕事に耐えてこられた訳を「根が楽天家だったからでしょうね」と笑う。その後管理部門を経て、定年を迎えた今は、CE(チルドレンズ・エクスプレス)のボランティアとして、子ども記者達をサポートしている。近況について尋ねると、「このお手伝いを始めてから、子ども達から教わった事って多いですよ」と答えてくれた。

その子供達の内の一人として、尋ねてみた。――今までの人生の中で、自分に一番大きな影響を与えた出会いは何ですか。「――やっぱり、ネール首相のお嬢さんへの手紙との出会いかな」――これからやりたい事などありますか――「定年を経た今、もう一度歴史を見つめなおしたい。実際に現地に行ったりしてね。インドとか――若い時とは、ものの見方がきっと違うはずだから」。

「人プロフィール」木内 孝            大嶋はなみ(15歳)

フューチャー500」の会長を務める66歳。「地球環境を守りたい」と考え、7年前アメリカコロラド州でこの非営利団体を設立した。

きっかけは、アメリカで働いていた11年前にある。「あなたの会社は熱帯雨林を伐採し、破壊している。やめて欲しい」と言われ、世界中を巡り、決心した。「フューチャー500」という名前は未来を考え、そして500の団体の協力を目指して付けた。現在の数は430。あと少しで達成できそうだ。「いやいやさせるのではなく、人をやる気にさせることが大切」と考えている。

木内さんはドイツのハンブルグ生まれ。イギリスで5歳まで過ごし、日本に。大学卒業後カナダ、アメリカへと渡った。現在も月に一度は海外で活動する国際派。一昨日までマレーシアに。来週にはアメリカへ講演に行く予定である。まさに東奔西走の暮らし振り。「熱帯雨林で学んだこと」という本も出版した。

そんな木内さんについたあだ名が“セブンイレブン“。朝7時から夜の11時まで働き詰めだそうです。そうすると、休日は自宅でゆっくり羽を伸ばすのか、と思いきや、趣味も多彩。「休めと言われるんだけどね」と笑う。

フルマラソン27回の経験を持ち、スカイダイビングにスキー。毎年富士山にも登る。やはり自然に常に関っているようだ。

「言葉に苦労したこともあるが、この仕事が生きがい。これからも続けたい」と話す。目標は「緑豊かな国にすること」。



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